キンメダイ（金目鯛）の旬 – 株式会社Globridge MARKETING (グロブリッジマーケティング)

キンメダイの産卵期は7月頃から10月頃にかけてとされています。

キンメダイ（金目鯛）は北海道以南の大平洋の水深200ｍ以上の深海に棲息している金魚のように美しい魚で、鯛と同様にご祝儀の魚として用いられてきました。ただし、鯛とは別の種類になります。

キンメダイは美しい紅色をしていますが、海の中で泳いでいる時は淡い紅色で、死後色が濃くなるようです。身の中まで脂がのっていて大変美味しい魚です。

下田港が水揚げ量では日本一です。また、大島近辺で一本釣りで獲れる脂がのった高級金目鯛は地金目（トロ金目）として扱われています。

DHAは脳の働きを活性化し、EPA（は血液をサラサラにする働きがあるといわれています。

キンメダイは白身の魚で、脂肪分やコレステロールの量に対してタンパク質が多く、消化もしやすいので、胃腸にも優しい重要なタンパク源です。

釣りたてで市場に並んだときから調理するまで、なるべく時間が経っていないものを選びましょう。
鮮魚は触って硬いもの、赤が強いもの、目が澄んでいるものがいいでしょう。
冷凍ものは身が白いものがいいです。透明感のあるものは脂が少ないです。

乾燥しないように、サランラップでぴったり包んで、冷蔵しましょう。
なるべく早めに食べるように心がけましょう。

魚をまるのままではなく、料理してから冷凍するようにしましょう。

新鮮なキンメダイ（金目鯛）は、刺身やカルパッチョ、海鮮サラダなど、生でいただきましょう。
刺身にする場合は、せっかくの美しい色を活かして、皮を付けたまま刺身にするといいでしょう。
皮と身の間に詰まっている旨みも堪能できます。

キンメダイ（金目鯛）は脂がのっていて煮付けが非常に美味しいです。
ブイヤベースなどにしても同じで、癖の無い旨みたっぷりの美味しい出汁が出ます。
手頃なサイズであれば、丸ごとアクアパッツアに仕立ててもダイナミックかつ華やかな食卓となることでしょう。

キンメダイ（金目鯛）は軽く塩を振って少しおいておいたものを焼き上げると旨みが引き立ちます。
皮目をカリッと焼き上げたポアレも。西京焼きの場合、漬け込みすぎない方がいいでしょう。

キンメダイの干物も甘味が増して美味しいです。贅沢な干物です。